Tamaの脱退後のリリースとなったが、3人体制でのポルノグラフィティの総決算ともいうべきベストアルバムである。
アルバムタイトルの「RED'S」には『HOT(情熱)』の意味が、「BLUE'S」には『COOL(哀愁)』の意味が込められている。
収録曲は全曲リマスタリングされての収録。
共に「シングル7曲+人気曲5曲+新曲1曲」という構成ではあるが、何を基準に選出した人気曲かは謎である。シングル作品が優先的に収録されているものの、構成上はシングル・ベストとは言いがたく、ベスト・アルバムでも何のベストなのかは曖昧である。
収録曲、収録時間もベスト盤としては少ない。恐らく当初、コピーコントロールCD(CCCD)でリリースされたことが原因だと思われる。
未発表曲となっていた2作を新曲として、RED'Sに「フィルムズ」、BLUE'Sには「まほろば〇△」をそれぞれ収録。
BLUE'SとRED'Sで1位2位を独占。同一アーティストによる3週連続のオリコンアルバムチャート2作同時TOP3入りは、イエロー・マジック・オーケストラが記録して以来、24年2ヵ月ぶりの快挙となった。
コピーコントロールCD(CCCD)でリリースされたが、同年11月にソニーがCCCDからの撤退を発表。その後2005年7月にCDDA仕様(通常のCD)で再リリースされ、現在店頭で販売されているものはほとんどがCDDAになった(レンタルについては店舗にもよるがCCCDのまま)。
初回盤はデジパック仕様。