作词 : はるまきごはん
作曲 : はるまきごはん
编曲:はるまきごはん
遠い夏の小さな記憶は
靴ひもを結んであげるところから
始まるのだ
大切に
失くさずに
忘れずに
抱きしめておいた物語
...世話のやけるひとだからね ...
「ふたりはひとつ」と言えるかもね
驚くほど
無垢にまみれ
桃色と藍色は
手を繋いで
小さな身体が約束をしたら
ひとつのゆがみも
為す術無く純粋だ
恋のコの字も知らないからさ
ふたりは世界で
一番穢れなくいられる
藍の鐘は午後五時に響く
あの日だけふたりは家を抜け出して
見たことも無い夜の先
世界の秘密を知ろうとした
忘れないで夢じゃないよ
ふたつの眼には
流れ星が
大きな翠の尻尾をひいて
祈りも願いも
何もかもを乗せている
こどものままでいられるならば
もう一度どこかで
巡り合う気がした
命は綺麗なわけじゃない
美しい人生なんてない
呼吸が上手く出来ないのは
生きてる証拠だ
小さなふたりは知らないけれど
世界はゆめゆめ
眠ることも出来ないぞ
こんな物語を忘れるくらいなら
大人のオの字を
知りたくもないのさ
約束したのだ
流れ星の下で