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ポケットにしまいこんでいた
確かなこの思いは
まるで大きな
真夏の三日月色
昨日見た夢の
切れ端を片手に今日も
夜空を見上げている僕
そっと時間を
少しだけとめられたら
大切なものが
見える気がした
真夏のまぼろし
箒星流れてゆく
幾千ものおとぎ話を
全部照らしながら
孤独な心に広がる
夢のような世界
遥か遥か
遠くの方から
聞こえたんだ
幾千もの光に
導かれて
気が付けばここまで
たどり着いたんだ
ちょうど一年越しに
見上げた空は
いつもの十倍輝き増している
「ほら」
重なる二つの
大きな運命
大切なものは
目の前にある
真夏のまぼろし
箒星駆け抜けてゆく
いくつもの過去やプライドに
魔法をかけてくれる
孤独な心に架ける橋
あの日交わした約束
とめどなく流れてく涙に
笑いかけるよ
時間を少しだけとめてみたら
大切なことが
やっとわかったよ
真夏のまぼろし
箒星流れてゆく
幾千ものおとぎ話を
全部照らしながら
孤独な心に広がる
この思いがきっと
遥か遥か遠くの彼方で
響いたんだ
ほら君にも