夢に見ていた
あの日の影に
届かない叫び
明日の自分は
なんて描いても
消えない願いに濡れる
こぼれ落ちる欠片を
掴むその手で
揺れる心抱えて
跳び込んでいけ夜へ
誰かを当てにしても
求めるものじゃないのだから
本当の自分はここにいるって
目を閉じていないで
風にまかれて
ガラクタじみた
懐かしい笑顔
明日の自分なら
なんて祈っても
遠ざかる解答(こたえ)は霞む
凍えそうな躯(からだ)と
一片(ひとひら)の想い
朽ち果てるその前に
飛び超えていけ夜を
誰かを当てにしても
求めるものじゃないのだから
本当の自分はここにいるって
目を閉じていないで
誰かの為に生きて
この一瞬(とき)が全てで いいでしょう
見せかけの自分はそっと捨てて
ただ 在りのままで