ｆｉｎｄｅｒ
作曲：滝善充
作詞：菅原卓郎
フィルムには写（うつ）せない光（ひかり）なら写（うつ）したい
瞳（ひとみ）のレンズはいつも少（すこし）しピントがずれてる

ひとりぼっちで歩（ある）き疲（つか）れて
プラスチックな人（にん）にかまってられない
そんな不満（ふまん）ばかり

誰（だれ）も彼（かれ）も目（め）を合（あ）わせずに
迷（まょ）いながらどこも行（い）けずに
靴（くつ）の踵（かかと）すり減（へ）らしてるのさ


キャンバスに描（えが）けない色（しょく）でなら描（えが）きたい
白黒（しろく）つけずにいても答（こた）えは色褪（いろあ）せるだけ

舞（ま）い上がる春（はる）の風（かぜ） 打（う）ちつける夏（なつ）の雨（あめ）
季節（きすつ）が変（か）わったあとの切（せつ）なさに身（み）をまかせて
ドラスチックに道（みち）で倒（たお）れて
ロマンチックに土（つち）に還（かえ）っていきたい
そんな希望（かぼう）ばかり

誰（だれ）も彼（かれ）も声（こえ）をかけずに
食（く）い違（ちがい）いを口（くち）に出（だ）せずに
そっと心（こころ）すり減（へ）らしてるのさ






高過（たかすき）ぎる秋（あき）の空（そら） 恋（こい）しがる冬（ふゅ）の花（はな）
写真（しゃしん）に変（か）わったあとの儚（ぼう）さに身（み）をまかせて

いつかまた会（ぁ）えたなら その時（とき）は
真実（しんじつ）の笑顔（えがお）で笑（わら）ってくれ
いつかまた会（あ）えたなら この目（め）には
真実（しんじつ）の姿（すがた）で写（う）ってくれ
终わり