「たった１つの想い」
荒れた海。繰り返し押し寄せる波を視る。
血を流しているような激情を秘めた、詞と曲。
力任せではなく、抑制の効いた歌声。
「夢みたいな現実」ふわりと熱に浮かされたような甘い声。
「この手で変えられるものなら」まっすぐに届く鋭利な強さ。
エンドレス・リピートです。

「うまれたての白」
２年ぶりに積もるほどの雪の日に聴いたので、
野辺に寝転び、降る雪を身体に受けるような幻を感じました。
Ａメロは抑揚の少ない歌唱。幼子が歌っているようで、
なお幻想的です。

両曲の歌無しのインストも収録されており、
楽曲の美しさも際立つ一枚です。